ヨルダン 2012
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ワディ・ラム Wadi Rum
ワディ・ラム(ラム山の谷)は、「月の谷」の名でも呼ばれる。1917年、アラブ革命軍を支持するベドウィンが集結した砂漠で、アラビアのロレンスが活躍した場所でもあり、映画の撮影も行われた。しかし、古くはナバテア人などが隊商の休憩地としてここを利用しており、紀元前1世紀頃に彼らが描いた岩絵が残っている。
現在は、ベドウィンの人々が観光客を相手にツアーの案内をしたり、土産物を売ったりして生活している。
アカバ Aqaba
ワディ・ラムを離れ、ヨルダン随一の海浜リゾート地にして人口10万の港湾都市、自由貿易港であるアカバへ向かう。
夜、同じツアーの人たちと何人かでアカバの夜景を見に出かけた。浜辺の遊歩道には明りが灯され、家族連れなどが涼みに来ていた。
ライトアップされたモスクのミナレットからアザーンが夜闇に響き渡る。